佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

鈴木空如と法隆寺展 Die Ausstellung der Malerei und Skulptur von

sasaki-aiki2014-05-20

2014.5.20

NHKテレビで、仏画師・鈴木空如(1873〜1946)が紹介されていた。描いた仏画は生涯に五千尊に上り、中でも最大の画業は、法隆寺金堂壁画12面の原寸大の模写を単独で生涯三度も行なっていることだという。生前の空如は画壇とは一切かかわりを持たず、展覧会に出品することもしなかったので、名前はほとんど知られていない。しかし、昭和24年に法隆寺金堂の火災による壁画の焼損後にわかに脚光を浴び、昭和42年に行われた再現模写事業にとって、空如の模写は貴重な資料となったという。古い仏画を世に伝えることを自らに課し、世俗の名声とは関係なく、自分との闘いに徹した仏画師に、大変興味をもった。空如の母校である東京藝術大学の美術館で「法隆寺展」が開催されていて、展示の目玉が空如の金堂壁画模写であるというので、見に行ってきた。

阿弥陀浄土図、菩薩半跏像など、壁面いっぱいの原寸大の画ばかりなので、大きくて迫力がある。高さは3m、幅は2−4mほどあるだろう。うっすらと色が残っており、壁画のひびまで正確に模写されていた。薄暗い法隆寺金堂の中で、ローソクの光で模写したというが、模写に命をかけた空如の気魄と、雑念のない仏の心を、充分に感じることができた。

Die Ausstellung der Malerei und Skulptur von Horyu-Tempel
Heute habe ich und meine Frau die Ausstellung der Malerei und Skulptur von Horyu-Tempel in Ueno besucht. Die Tempe ist in der 7. Jahrhundert gebaut, und der aelteste Tempel der Welt. Die schoenen Wandmalerei zeigen in verschiedenen Farben Budda und Goetter.