佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

高尾山へ Berg Takao

sasaki-aiki2015-05-04

2015.5.4.

久しぶりに高尾山に登る。前回、8月のお盆に登った時に、できれば毎月登ろうと思ったのだが、結局、9か月ぶりとなった。
大型連休で人出が予想されたので、朝5時に起床して出かける。行きの電車ではそれほど登山客で混むようなことはなかったが、終点の高尾山口駅で降りてみると、やはり登山客は多かった。
今回の目的は「気」であるので、これまでのように急がず、山歩きを楽しむことにした。なんとか「気」の一端にでも触れたいと思い、木々の緑や草花を見、鳥の声やせせらぎを聴き、また、巨木に触れて気を感じようとした。終わりに、今回つくったうたを披露させてもらうことにする。
せせらぎに沿って山頂に向かう3号路を取ったが、道に沿って杉の大木が並んでいるので、手で触れたり、見上げることができた。「気」を自分の体で感じることはできなかったが、生命力を感じることはできた。杉の大木でなくても、すべての樹木が力づよく生きているのに感動する。例えば、地面が雨で崩れ落ちようとしている場所の樹木でも、何とか倒れないように、他の木の根に自分の根を絡ませてがんばっているのである。(写真)
これが「気」である、という収穫はなかったが、やはり自然からは「気」を頂いているのだと思うことがあった。それがわかったのは帰りの電車で、高尾山帰りの人と、途中の駅から乗ってきた乗客を比べると、違いがあったのである。山に登ってきた人には、元気、生気があり、輝きがあるのだった。

今回の愚作である。
○ ホーホケキョ ボーボー チーチー 高尾の山のせせらぎの道
○ 大勢の登山客も何するものぞ ピーピー チチチ 恋のさえずり
○ 丸太の階段 急勾配 よくここを 一本歯で登ったもんだな 
○ うぐいすの 谷渡り聞いたぜ 今日は 高尾山

Berg Takao
Zur Zeit haben wir lange Urlaubuswoche wegen den Feiertagen. Ich habe mich beschlossen, Berg Takao in der Naehe von Tokyo zu besteigen, so bin um 5Uhr afugestanden. Der Berg war schon voll von Bergwandern. Aber mit den zwetschernden Voegeln und die groessen Baeumen konnte Ich mir nah die Natur fuehlen.