仙厓展に行って来た。会場は母校、早大の近くにある永青文庫美術館。仙厓展には50点ほどが展示されていたが、仙厓義梵(せんがいぎぼん)のほか白隠禅師や仙厓の師匠や兄弟子の作品が紹介されていた。
仙厓の禅画を中心に見た。一番印象的だったのは、仙厓が悟る前と悟った後に大きな違い、質の違いである。悟る前の画は、一般的な上手であるが、個性のないコチコチの画だが、悟った後の画は、我々が一度見れば、これは仙厓だとすぐわかり、二度と忘れられない個性的なものである。二つ目は、これらの悟った後の画は、仙厓の気持ちで描かれ、その気持ちが我々に伝わり、感動するのだと思った。仙厓の禅画の線や形はしっかりした技術の土台の上の心で描いているということである。合気道の技もこのようにつかえるようになりたいと思った。
Sengai Exhibition
I went to the Sengai exhibition. The venue is the Eisei Bunko Museum near Waseda University. About 50 items were exhibited in the Sengai exhibition, but in addition to Sengai, works by Hakuin, Sengai's masters and brothers were introduced.