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５月２８日に第４４回全日本合気道演武大会が行われた。７５００人が参加し５時間にわたり演武があった。ほとんど毎年この大会は見ているが、今回は高校生や中学生の参加が増加して低年齢化していることと、これまでになく多くのビジネスマンが会社のクラブや地域のカルチャーセンターのグループなどで楽しそうに演武をしていたことが印象的であった。ビジネスマングループは、技がどうこうというのではなく、体を動かすのを楽しんでいるようで微笑ましかった。しかし、何と言ってもまだ若者主体の大会である。近いうちに８０歳以上の高齢者のグループの演武もいくつか出てくることを期待したいものである。人は感動を求めている。パワフルな技や派手な演武よりも、懸命に演武する姿に観衆は感動するものだ。そんな感動を近いうちに高齢者グループの演舞からしてみたい。