日帰りの旅

先週は勤務先のドイツ本社から要人が２人も来日したので忙しかった。休み（隔日）も返上で、夜遅くまで付き合ったため、道場にも思うように行けなかった。そのせいか、都心を離れてのんびりしたいと思って、日帰りの旅に出た。
東中野から総武線で八王子に行き、そこから八高線で高麗川で乗り換えて寄居に行く。途中では、森や林、野原の中を走り、自然を満喫できた。寄居で下車して駅前の蕎麦屋で手打ちの蕎麦を食べていると、ＳＬが煙を吐きながら走っていくのが見えた。秩父鉄道が通っているのである。
まだ、明るいので秩父鉄道で秩父に向かう。途中、電車は荒川に沿って走るので、車窓からの岩畳など眺めはいい。長瀞では長瀞ライン下りができるらしいが、夕暮れになって営業はやっていない。下車せずに、そのまま電車にとどまる。しかし、皆野（写真）あたりで暗くなり、車窓の景色も見えなくなってきた。下車して、また、寄居までもどる。
ここから東武線で池袋経由で帰宅。約１０時間の小旅行であった。日本には鉄道がまだまだ網の目のように張り巡らされている。これからもこの網の目をたどって知らないところに行ってみたいものだ。