佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

神田川河畔を源流まで歩く

sasaki-aiki2009-03-10

2009/03/10

今日は会社に行かなくともよい日だった。午後には太陽が出て、気温も17度以上と、4月中旬の暖かさになるとのことだったので、散歩に行くことにした。
本やノートやお茶のペットボトルなどを入れたリュックを肩に掛け、家を出た。行き先を何処にしようか考えながら、家の前を流れる神田川の遊歩道を歩いていると気持ちがいいので、このまま神田川を遡って歩いていくことにした。

日差しは強めで、少しすると汗ばんできたのでコートを脱いでしまった。神田川には鴨が結構沢山いて、気持ちよさそうに泳いだり、石の上で日向ぼっこをしていた。大きな鯉が悠々と泳いでいる。河畔の桜の木の芽は大分膨らみ、あと2週間ほどで咲きそうであった。また、鶯のホーホケキョの声も聞こえ、つくづく春だなと感じた。

川に沿った遊歩道が時々切れ、一般道を歩かなければならないことも度々あったが、ほぼ川に沿って歩くことができた。2時間かけ、約8キロメートルぐらいになると、足が張ってきて疲れを感じるようになったが、それを過ぎて10キロぐらいになると、疲れは出るものの足は軽くなる。そのうちに、足だけでなく、体全体が軽くなるから不思議である。特に胃腸の重苦しさが消える。山登りでも同じ感じである。これが歩く快感といえよう。人はたまに10キロぐらい歩くとよい。そうすれば胃腸の調子がよくなるし、筋肉や骨の歪みもとれ、目の疲れもとれるなど、体のバランスがよくなるからである。現代病や不健康は、歩行不足からくるように思える。人間の体は、歩くことが土台になって出来ているように思う。

東中野から2時間、約8キロメートルのところで、神田川善福寺川に分かれるが、神田川を進む。次の機会には、ここから善福寺川を遡ってみようと決めた。最寄の駅は、中野新橋駅だと思う。

歩きはじめて約4時間で神田川の源流に到着。そこはなんと、いつも来ていた井の頭公園の池ではないか。わが家の前を流れる川の水は井の頭公園から流れ出ているのだった。(写真)

家の前から川の源流まで4時間歩いたので、距離にすれば約15〜16キロは歩いたことになる。帰りはJR吉祥寺駅から電車で帰る。山歩きと違う点である。
今回の収穫は、川の遊歩道を歩く面白さが分かったことだろう。次は善福寺川、その後は玉川上水などを歩いてみよう。

Dem Fluss aufwaerts bis zur Quelle
Vor unsrer Wohnung fliesst der kleine Fluss.Da es heute sonnig und warm war, fing ich an, dem Fluss entlang aufwaerts zu Fuss zu gehen.An den meisten Stelle konnte man den Spazierweg benutsen, nur manchmal musste man kleine Umweg machen.Nach etwa 4 Stunden errechte ich die uns wohl bekannten grossen Park mit der grossen See. Ws war mir eine Ueberraschung, dass die See die Quelle war. Nach etwa 20km Spaziergan fuehlte ich ganz fit.