佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

国宝三井寺展 Die Ausstellung der Mii Tempel

sasaki-aiki2009-03-12

2009.3.12

琵琶湖を望む景勝の地に七世紀後半に建てられ、智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)が中興した天台寺門宗総本山の三井寺(みいでら)の国宝など宝物が展示された「国宝三井寺展」を見てきた。三井寺中興の祖、円珍が唐から帰朝して1150年を記念した特別展である。円珍は、空海の姪が母親であった。目玉は日本三不動として名高い「黄不動尊」(写真)、円珍の彫像「御骨大師坐像」などであった。
不動明王は画像やお像が12以上展示されていたが、これは円珍がお不動明王を信仰していたことに関係あるらしい。「黄不動」は伝法灌頂を受けることができた者にだけ見ることが許された厳重な秘仏であったそうである。
ほかにも様々な観音像や阿弥陀如来像、釈迦如来像、曼荼羅図なども展示されていた。
お寺の障壁画は大きいもので、建物の大きさや規模も大したものらしい。その内に行ってみたいと思っている。

Die Ausstellung der Mii Tempel
In der Naehe von Biwa See liegt der grosse alte Tempel Mii, wo sich viele wertvolle Statue und Bilder von Budda, Goetter und Goettinen heute noch befinden. Die Ausstellung war heute noch sehr eindrucksvoll.