2015.8.13.
東京渋谷の区立松濤美術館へスサノヲ展を見に行ったが、大変おもしろかった。これまで知らなかったことが、分かりやすく展示、説明されていた。
同館のニュースリリースによれば、「スサノヲ自身の姿やその活躍を表現した絵画や彫刻のほかに、スサノヲの性格や神としての力を示す歴史的な資料も展示しています。さらにスサノヲ自身を題材としたもののほかにも、スサノヲの精神性に影響をうけた人物たちが制作した文学作品や美術作品、活動の記録なども、古い時代から現代のものまで幅広く展示されています。出品数は約150点です。」と、本展の主旨や内容を紹介している。
本展は序章にはじまる8つの章で構成・展示されていた。
序章日本神話と縄文の神々 ☆農耕をもたらした文化の神
第1章神話のなかのスサノヲ ☆天界の乱暴者から地上の英雄へ
第2章スサノヲの変容 ☆自在に習合するスサノヲ
第3章うたとスサノヲ ☆日本で初めて和歌を詠んだ芸術の神
第4章マレビトたちの祈りとうた ☆諸国を漂い歩く漂泊の神
第5章平田篤胤の異界探究 ☆死後の国を追い求めて
第6章スサノヲを生きた人々−清らかないかり ☆怒りのエネルギーを創造へ
第7章スサノヲの予感 ☆スサノヲと現代の表現者たち
一番おもしろいと思ったのは、スサノヲには多面的な性格があり、それが後世に大きな影響を与えている、ということである。
江戸時代の俳人・松尾芭蕉、江戸時代の国学者・平田篤胤、菌類学者として粘菌の研究で知られている南方熊楠などの関係がある方々の自筆原稿や絵画も展示・紹介されていた。
Susanowo-Ausstellung
Der japanische Gott in der Antiken-Zeit Susanowo ist heute noch weit und breit sehr beliebt. Bei der Ausstellung von Susanowo am Shoto-Museum wurde viele Bilder, Gedichte usw. gezeigt, dass man die Vielseitigkeit von ihm sehr beeindrukt wurde.