佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

養神館合気道演武会Aikido-Vorfuehrung in anderer Schule

sasaki-aiki2007-09-15

養神館合気道演武会

土曜日は10時半からの稽古に出て、11時半に終わった後、約1時間の自主稽古をするが、今日は養神館合気道演武会を観に行くため、自主稽古を早めに切り上げた。会場は駒沢オリンピック公園の中の体育館である。去年も来ているので、道を思い出しながら急いだ。同伴者は去年と同じく、稽古仲間の小野氏である。
体育館入り口には稽古衣姿の人たちが大勢いたが、男性はもちろん、女性も体つきがしっかりしているのにまず驚いた。会場に入ると観客席である正面二階席に席が取れた。客席は7〜8割うまっていたようだが、ほとんどは出場関係者のようで、外部からの人はあまり見当たらないようだった。
基本の形の上手さを競う試合演武と模範演武を繰り返しながらプログラムは進行した。養神館合気道の特長は、柔術的な要素が残っていることで、相手を投げたり、押さえたりすることを非常に重視しているようである。攻撃するのも、柔術と同じく右だけで、合気会合気道のように左右の攻撃はしない。
もう一つの特徴は、技は体の全体重を使ってかけるのである。この為に腰と肩の使い方がシャープになる。これは養神館合気道をつくった塩田剛三さんが小柄だったのでそうなったのではないかと思える。従って、投げは合気会と比べると相当強烈である。これではがっちりした体ができるはずである。模範演武は、本部の師範、全国の支部道場の師範、カナダ、タイなどの道場からの師範、警察官や婦警であった。
最後は、今度、養神館の館長に就任した塩田剛三の子息である塩田泰久館長であった。初めての大役のせいか、ちょっと気負いすぎたようで、宗家の立場での演武でなかったのは残念であった。

Aikido-Vorfuehrung in anderer Schule
Heute habe ich mit einem Aikido-Kollege die Aikido-Vorfuehrung in anderer Schule “Youshinkan” angeschaut. Mit mehr Element von Jiujutsu sehen ihre Techniken mir noch kraeftiger Eindruck als Aikido gegeben.