佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

水戸偕楽で観梅 Pflaumen-bluehten

sasaki-aiki2008-03-04

梅の季節になったので、梅見と洒落ることにする。どこにしようか考えたが、水戸の偕楽園に決めた。偕楽園は金沢の兼六公園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられているところなので、一度は見なければければならないと思っていた。また、観梅の地としても有名なので、この機会に偕楽園を訪れることにしたのである。
偕楽園は徳川斉彬公により造られ、100種、3,000本の梅が植えられている。天気がよく、平日にもかかわらず結構大勢の人が来ていた。梅の開花状況は4割ということで、いい花見ができた。今度の週末になると、花見ではなく「鼻見」だったろう。
梅を観賞した後は、園内にある、斉昭公により休憩所として建てられた「好文亭」を見学する。この三階の「楽寿楼」からは園内全体が見渡せるだけでなく、眼下に干波湖も見える。
偕楽園に隣接している常磐神社にお参りし、境内にある「義烈館」(ぎれつかん)を見学。義烈とは、徳川光圀公を義公、徳川斉昭公を烈公と称しことに由来する。義烈の遺品、遺墨をはじめ、水戸史学・水戸学関係の資料などが展示されている。「大日本史」(草稿)402巻をはじめて見た。また、斉昭公が打った能面も見ることができた。
このあと、近くにある県立歴史館を見る。ちょうど、「一橋徳川家記念室開設20周年記念 − 御三卿一橋徳川家」が開かれており、社交の場で用いられた「表道具」、私的に用いられた「奥道具」など嫁入り道具の品々に、文書類も交えて、御三卿一橋徳川家の姿を紹介していた。大名がお客を招いた時には、能と茶道でもてなしたそうで、能衣装や茶道具も展示されていた。

一日フリーバスキップ(400円)で水戸駅に戻る。駅から歩いて10分のところにある「弘道館」を見学する。弘道館水戸藩の藩校で、全国の藩校の中でも最大であり、今で言う総合大学であった。弘道とは、孔子論語、衛霊公篇の「人能弘道」(人よく道を弘むなり)からとったとされる。斉昭公の子息の慶喜をはじめ多くの武士がここで武術と学問を真剣に勉強したことが伺える。弘道館の敷地にも、多くの梅が咲いていた。特に老いて倒れ、朽ち果てたと見えるばかりに横たわった老木に花を咲かせている梅(臥竜梅)には感動した。
幸運にも、ミス水戸の娘さんたちが写真撮影のために公園にいたので、一緒に写真を撮ってもらう。

「花見るも ただ見る花は味気なし どうせ見るなら 花を両手に」(所長)
「ひとは皆 花より団子というけれど 両手に花は 更によきかな」(所長)
                           (写真参照)
水戸の土産に、「納豆せんべい」と「納豆チョコレート」を買って帰京。

Pflaumen-bluehten im bekannten Schlossgarten in Mito
In Mito, nordlich von Tokyo, gibt es der bekannten grossen Garten beim Schloss, wo in dieser Zeit jedes Jahres viele Pflaumen Baeume bluehen.Heute besuchte ich dort, und fand schoene Maedchen mit Kimono Miss City Mito 08 zum Phografen da, mit denen ich photografiert wurde.