日本古武道演武大会 Die Demonstration der alten japanischen Kamph

2010/02/07

今日は、毎年開催される日本古武道演武大会を観に行った。今回で３３回目だという。全国各地からの３５流派が伝統の技を披露した。
会場は日本武道館で、朝１０時半の開会なので１５分前に会場入りしたが、二階席はほぼ満員で間もなく三階席も開放された。今までで最高の観客数ではないかと思う。
今回の演武大会の特徴としては、まず演武場が中央に一か所だけで、畳は使用されず、滑りやすそうな板床の上での演武であった。
板床の関係なのか、柔術の演武は例年に比べて少なかったようであり、いつもある大東流合気柔術や天真真楊流柔術、気楽流柔術の演武はなかった。
もう一つの特徴は、今まで観たことがない珍しい流派の参加が多かったことである。例えば、金硬流唐手沖縄古武術、心月夢想柳流柔術、日下捕手開山、初實剣理方一流剣術、為我流派勝新流柔術、雲弘流剣術等である。
演武は例年通りに弓馬術（小笠原流）で始まり、砲術（陽流）で終了した。
観客が増えているようだし、演武した流派に若者が増えているようなので、古武道が世間に見直されているように感じ安心した。このような文化は後世に是非残して欲しいと願っている。

Die Demonstration der alten japanischen Kamphtechniken
Jedes Jahres findet die Demonstration der alten japanischen Kamphtechniken in Budokan, Tokyo. Heuer nahmen auch vielen jungen Leuten mit traditionellen Kampftechniken teil, so freute ich mich fuer die Zukunft der solchen Traditionen.