佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

出雲の旅 二日目 Izumo Schrein

sasaki-aiki2014-10-11

2014.10.6

夜遅くぐったりして到着した翌朝は、気持ちのよい天然かけ流し温泉につかってスッキリした。大きい浴場には、室内に原湯や温度・成分の違うものが4つ、外には露天風呂が複数ある。中でも、広い青空の下、眼下には日本海、そして遠くに水平線が見える露天風呂は天下一品である。
ホテルの部屋からは夕日を見ることができる。目の前に灯台があり、広い海と、そしてなが〜い水平線が広がっていた。
実はこのホテルには、我々が到着する前日に出雲大社で行われた出雲大社神職千家国麿さんの結婚式に参加される高円宮家の次女の典子さまとお付きの方々がご滞在されたと聞きびっくりした。そのためか、翌日は広いホテルの宿泊者は我々二人だけということで、貸し切り状態であった。

今日の旅の始まりは出雲大社である。ホテルからタクシーで20分。見上げると6畳の大きさがあるという額「出雲大社」が掛かっている大鳥居から大社に向かう。太い注連縄がかかっている拝殿にお参りし、八橋門の前から本殿にお参りする。
お参りの後、近くにある「古代出雲歴史博物館」を見る。圧巻は、出雲大社境内から発見された、3世紀半ばの出雲大社本殿を支えたと考えられる巨大な三本柱と、この地で近年発見された358本の銅剣と39個の銅鐸などであった。
この後、旧暦10月の神在月に全国の八百万の神々をお迎えするという近くの「稲佐の浜」へ行く。今年は、お迎えするのが12月1日になるそうであるが、約8千人がお迎えに参加するそうだ。
次に、タクシーで「日御碕神社」(ひのみさきじんじゃ)にお参りする。この神社には、下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」に天照大神が、「神の宮」には素盞嗚尊(すさのおのみこと)が鎮座しており、特にここは素盞嗚尊日本総本営であるという。
ここからは、海岸に沿った遊歩道を日御碕灯台に向かって10分ほど歩く。4時30分まで灯台に上がれるそうであるが、10分前について、危うくセーフ。しかし、この灯台は、高さが43.65mと日本一の高さであり、明治36年(1903)に設置されて100歳を超える。螺旋階段は急ですべりやすい。しかし、展望台からの眺めは絶景である!眼下にホテルも見えるし、反対側は日本海で、遠くには中国山地の連なり、また、はるか北方には隠岐諸島ものぞめる。
無事に163段の階段を降り、ホテルにたどり着いた。さっそく温泉につかる。
そして、お楽しみの夕陽を眺める。雲一つなく、空気が澄みきった絶好の条件で、陽が沈むすばらしい光景を満喫した。(写真)
翌日、ホテルの方もこのようによい条件で夕陽を見たことはないということであった。ラッキー、ラッキー。

Izumo Schrein
Zuerst haben wir den bekannten und grossen Izumo Schrein besucht. Der Schrein sollte 7ten Jahhundert schon errichtet, und viele alte und junge Japaner besuchen dort heute noch. Im Museum konnte man die alten Baumsaulen von damals noch sehen. Dann haben wir auch alten Schrein in der naehe besucht, und schliesslich das hoecheste Lichthaus in Japan in der Naehe vom Hotel gestiegen. Vom Terasse unserer Zimmer konnten wir noch sehen, dass die grossen Sonne ueber den weiten Japansee langsam sinkte.
Wie wunderwar es war!