佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

玉川上水散策 Tamagawa-Josui entlang

sasaki-aiki2015-10-13

2015.10.12

最近、歩くことの大事さを再認識している。それで、できるだけ歩くようにしているが、忙しい世の中なので、満足できるように長い距離を歩くのは難しい。できれば、まず10kmほど、2時間ぐらいは歩きたいところだが、それだけの時間がなかなか取れないし、また、歩くのに適当で快適な場所が身近にない。
そこで、仕事も稽古もない日に歩くことになる。今回は連休の一日をつかって、いつか行きたいと思っていた「玉川上水」を散策してみることにした。玉川上水のはじめにある羽村取水堰から拝島駅までの区間を「玉川上水」に沿って歩くのである。
羽村取水堰の最寄りの駅はJR青梅線羽村駅なので、そこまで電車で行く。駅から15分ほど歩いてみるが、日本病のひとつである「表示」が不完全で、どちらの道を行くのか時々迷ってしまった。何とか羽村取水堰まで行き着いてみると、さすが江戸庶民を養っていただけのことはあって、立派なものであった。(写真)
拝島めざして歩く途中で、「羽村市郷土博物館」に立ち寄ってみた。ここでは江戸、そして東京にとって不可欠であった玉川上水がどのようにしてつくられたか、よくわかった。それに、この村は羽村堰をつくった玉川兄弟の他に、『大菩薩峠』の作者である中里介山の生まれた場所でもあり、生家も残っていた。
羽村取水堰から2kmぐらいまでは、玉川上水に沿って自然の中を気持ちよく歩けた。だが、そこから拝島の手前までは、玉川上水が視界から遠く離れて見えないだけでなく、車が通り、安全な歩道もない道を排気ガスを吸いながら歩く行程であった。
しかし、最終地点の拝島近くからは、また玉川上水と対面でき、それに沿って緑の自然の中を気持ちよく歩くことができた。
今日はおそらく10km、2時間以上は歩いただろう。おかげで体のつっぱりも取れて、全身がほぐれたようである。

Tamagawa-Josui entlang
Tamagawa-Josui wurde in der Edo-Zeit als Trinkwasser und Lebensmittelwasser fuer den Buerger von Grossstadt Edo von Tamagawa-Fluss bis der Stadt gegraben.
Heute habe ich den Spaziergang von der Quelle des Wasser angefangen, und etwa 10 km in der Gruenen gelaufen. Es ist sehr angenehm und tut gut auch den Koerper gut.