佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

国宝 興福寺仏頭展 Die Ausstellung der buddhistischen Statue der

sasaki-aiki2013-10-29

2013.10.29

NHKのテレビで「国宝 興福寺仏頭展」が上野の芸大美術館で開催されることを知って、是非見に行きたいと思った。今日は会社の仕事もないので、女房と二人で出かけることにした。あいにく雨が降り出したが、雨の方が混雑しないだろうと出かけた。
パンフレットの説明によると、「国宝 興福寺仏頭展」は奈良・興福寺の創建1300年を記念して開催されたという。展覧会では、同寺の代表的な名宝である国宝「銅造仏頭」(白鳳時代)をはじめ、「仏頭」の守護神として造られた国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)、浮彫の最高傑作として有名な国宝「板彫十二神将像」(平安時代)の各12点、計24点が初めてそろって登場したとのことである。
十二干支を頭の上に載せた「木造十二神将立像」は、テレビで見た通りの大迫力で、ダイナミックな動きを感じるものであった。手や足だけでなく、胴体までも大きくねじられ、足先から頭のてっぺんまで全身に強力な力が満ち溢れていて、まるでダイナミックな動きの一コマを切り取ったようであった。
これらの像もそうだが、火災で焼け残った「銅造仏頭」などは1000年以上も前のものであり、よくこれまで残り、我々が見ることができたものだ、と感心してしまう。これからいつまでも、日本だけではなく、人類の宝として残っていってほしいと願いながら帰途についた。
穏やかなお顔の「仏頭」とダイナミックな「木造十二神将立像」を拝見したことにより、明日からの稽古での技が少し変わるような気がする。

Die Ausstellung der buddhistischen Statue der alten Zeiten

An der Tokyo Kunsthochshule wird gerade der Ausstellung der buddhistischen Statue von der sehr alten Zeiten veranstaltet.
Trotz Regen haben wir dort besucht, und den grossen buddhistischen Kopf vor 1300 Jahren und die feinen Statue der Schuetzer des Buddha bewundert. Die waren sehr eindrucksvoll und kraeftig dargestellt.