佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

姪の個展に行く Ausstellung meiner Nichte

sasaki-aiki2017-05-14

2017.5.13
義理の姪が銀座で個展を開いているとの招待状を貰った。今日土曜日にレセプションパーティーがあるので、それに合わせて見に行った。土曜日は稽古がある日だが、パーティーなので背広にネクタイで稽古着のカバンをもって道場に行ったので、普段と違う服装なのでみんなちょっと不思議そうに見ていた。
稽古の後、食事をして、銀座の会場になっているギャラリーに入った。
パーティにはちょっと早いせいか、客はまだ一組だけだった。姪とは引っ越しの手伝いにきてもらったとき以来なので、約一年ぶりの再会である。
姪の画家(写真)が絵を一通り案内してくれた。絵はこの一年間で描いたものばかり30点ほどが展示されていた。その中で特に、昨年4か月アメリカに行って描いた絵が印象的だった。公園風景、公園の花、吊り橋など4,5点あったが、その内のニューヨークの夜景が面白かった。面白かったというのは、絵を見るための新しい発見があったからである。
レセプションの前に見た時はそれほど印象的ではなかったが、レセプションでアルコールが一寸入った目で見直すと、前と大きく違って見えたのである。素面では荒っぽく見えた建物は、繊細なタッチに変わり、ビルとビル、建物と雲など遠近がはっきりしたのである。また、海の水面に映したビルや光が生き物のように躍動的に見えたのである。
アルコールが入ったお陰で、細かいことを見なくなったこと、そして見えるものを目で見ていたのを、見えないモノを心で見るようになったからではないかと考えている。
映画などで良く見たが、大金持ちが豪邸の一室に名画を掛け、ブランディをちびちび飲みながら、その絵を楽しんでいたのは、こうゆうことだったのか思った。
アルコールを飲みながらは美術館ではできないので、個展でいい体験させてもらったわけである。
一度、名画をアルコールを飲みながら鑑賞してみたいものである。

Ausstellung meiner Nichte

Eine Ausstellung meiner Nichte, Sayaka Nakagawa (Photo) findet von 10. Bis 21.Mai in “Meets Gallery” in Ginza statt. Ca. 30 Bilder sind da. Thema der Ausstellung heisst “Between Figutative & Abstract”. Ich besuchte dort am Tag von Reception.
Was mir am besten gefallen hat war “New York”(Photo). Das Bild habe ich enorm Aenderung zwischen vor Reception bzw. ohne Alkohl und bei Reception bzw. mit Alkohl gesehen. Mit Alkohl sieht man Bilder dinamisch, perspective, in tiefer Welt usw.