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久々に合気道の友人である上村夫妻が主催するコンサートに行った。会場であるセシオン杉並は、子供から若者や高齢者まで、さらに招待されている身障者などでほぼ満席の盛況ぶりだった。
小松勉のピアノ演奏と雲井雅人のサクソフォーンでモーツァルトやバッハが演奏された。
２０数年前、小松氏のピアノ演奏会が上村宅でよく催されており、数回参加したが、その後会が発展して、このような催しが年に数回設けられていると聞く。その間の小松氏の演奏の技量の上達ぶりや貫禄にも隔世の感がある。武道家の目でふたりの演奏家の姿を見ると、肩が抜け、菱形筋や大腰筋が使われ、骨盤横隔膜で呼吸をしているのがよく分かった。
久しぶりによい音楽を聞いて感動した。感動はいいものである。これからも、生の演奏会を聞きに行くことにしよう。