佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

岩風呂 IWABURO (Rock bath)

sasaki-aiki2018-10-10

2018.10.9
久しぶりに温泉に行って来た。いい温泉を探そうとしているが、まだ、見つけていない。只、インターネットでは幾つか見つけているので、近い内に行ってみようと思っている。
そういうことで、また、近くで便のいい、西武秩父駅に隣接する「祭の湯」に行った。お昼ちょっと過ぎに着いたが、風呂の前なので、しっかりした昼食は取りたくないから、たい焼きとソフトクリームで簡単に済ませた。勿論、お風呂の後は、しっかり食べ、十分飲んだ。
その食事処に接している「祭の湯」で入湯手続きをし、二階のふろ場に行く。
10ほどの異なるお風呂がある。その内のお気に入りは、野天にある岩風呂である。何故かと云うと、源泉かけ流しであることは勿論の事、この源泉は第三紀層(2,300万年〜258万年前)の堆積物に染み込んだ水(バージン・ウォーター)が溜まり、それに山に染み込んだ水と混ざったものを汲み上げている温泉だからである。
この岩風呂に入りながら考えた。何故、人は温泉に入るのだろうか、好きなのだろうかと。家には風呂があり、毎日、気楽に入れるのに、わざわざ遠くまで温泉に入りに来て、そして喜んで帰っていくことである。
岩風呂で考えたその理由は、何千年前、何百年前のモノである温泉(バージン・ウォーター)に触れ、エネルギーを貰い、一体化する快感である。ずーっと昔の水と己とが結びつき、己をその当時の水のような純な気持ち、つまり、人も自然の一部であると感じることである。
このようなことを、人は無意識のうちに感じる故に、温泉に入りに来るのではないかと、岩風呂の中で考えた。

IWABURO (Rock bath)I visited “Matsuri-Onsen”(hot spring), which is convenient from my home.
There are about 10 different baths in this hot spring. My favorite is the rock bath in open air. As for why, this source is a hot spring pumping up water mixed with sediments of the Tertiary layer (23 million to 2.58 million years ago) (virgin water) and water mixed in the mountains.

二科展 NIKA(Biennial) Exhibition

sasaki-aiki2018-09-17

2018.9.17
友人から二科展の招待状をもらっていた。その友人の奥さんが二科展に絵を出すという。招待状は一か月前に貰っていたのだが、バタバタしていたので、中々行けずにぐずぐずしていて、今日、机の上にある招待状の会期の最終日が今日であるというので、飛び出して行った。
二科展ということもあって、和服で行った。羽織に白足袋、そしてパナマ帽といういでたちである。これが後で役立ったようである。
会場は、六本木にある国立新美術館である。会場入り口まで行くと、今日は最終日なので1時半までしか入場できないと、入場を断られてしまった。そこで係りの方に、友人がここに絵を展示し、見に来るようにいわれたので、友人にだけでも会えないか頼んだところ、責任者を呼んでくれた。そしてその責任者がご親切にも彼女のいる別の階の入り口まで案内してくれた。お陰でそこで彼女と会うことができ、彼女の絵も見る事ができた。(写真)
二時には退出しなければならなかったので、出口に向かう途中の絵をざっと見ただけだった。二科展は毎年、2回ほどあるというので、次回は時間をたっぷりとって見に来ようと思った。

NIKA(Biennial) ExhibitionI got invitations from my friend for a NIKA exhibition. The friend's wife presents a picture at the NIKA exhibition. I went there with my kimono. Haori with white socks and Panama hat.
The venue is the National Art Center in Roppongi. When I got to the entrance of the venue around 1:35, I was refused entry, because today is the last day and visiter can only enter until half past one. I explained to the person concerned there, that my friend is showing a picture here and told me to come to see. And then the person in charge kindly took me to the entrance of the floor where she was. Thanks to that, I was able to see her and see her painting. (Photo)

東京都美術館に「おべんとう展」を見に行く Go to the Tokyo Metropo

sasaki-aiki2018-09-13

2018.9.13
朝日新聞の朝刊を読んでいたら、今、上野の東京都美術館で「おべんとう展」が開催されていることを知った。イナターネットで確認すると、江戸や明治の弁当箱も展示されているというので、急遽見に行くことにした。
展示場はテーマごとに別れていたが、目的の弁当箱は最初の部屋に展示されていたので、ゆっくりと見た。(写真)20.30点の弁当箱が展示されていたが、大名や裕福な町人のものが多かったせいか、漆塗りや金箔の豪華なものが多く、隣の部屋の東南アジアの弁当箱が庶民のものだったせいか、非常に対称的だった。
日本の豪華な弁当箱で面白いと思ったのは、弁当箱にお酒の徳利のような器がついていることである。花見や紅葉狩りなどで、お酒を飲みながら弁当を味わい、踊ったり、歌たったりして楽しむ姿が傍に立ててあった屏風に描かれていた。弁当箱からも、昔の人たちは、生きる事を少しでも沢山楽しもうとしていたことが想像された。今日はいいモノを見せて貰った。
Go to the Tokyo Metropolitan Art Museum to see the "lunchtime exhibition"I was reading the morning newspaper of the Asahi Shimbun, and learned that the "Lunchtime exhibition" is now being held at the Tokyo Metropolitan Art Museum in Ueno. When checking with the inertnet, I decided to go look for it suddenly because the lunch boxes of Edo and Meiji were also exhibited.
The exhibition hall was divided according to the theme, but the intended lunch box was exhibited in the first room, so I slowly saw it. (photo)
Even from the lunchbox, it was imagined that old people were trying to enjoy as much as possible about living. Today I got a good one.

友達の80才誕生パーティに招かれて Invited by my friend’s 80th

sasaki-aiki2018-09-09

2018.9.1
以前の仕事で世話になった友人の80才誕生パーティに招待されたので行って来た。私が5,6年前まで働いていたハノーバー見本市の本部で、各国の代表部を取りまとめ、世話してくれた女性(クリスタ・シュネル)が80才になるので開いたパーテイである。ドイツ人は誕生日を大事にするようで、特に50才、80才の誕生日を重視するようである。
今年は6月にドイツ、ヨーロッパに来ているので、ちょっとおっくうだったが、彼女から来てくれるとうれしいと言われたので、世話になった彼女が喜んでくれるのならと参加した次第である。
パーティには和服で参加したので、彼女は予想外でちょっと驚いたが喜んでくれ、特に着物で来てくれたことに感謝された。
外国で着物を着たのは初めてだったが、なかなかよかったようで、多くの参加者と写真を一緒に撮った。
参加者には彼女の友人とわれわれ各国の代表部のOB(ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、スペイン、ポーランドアメリカ、そして日本)、また、彼女が名付け親になっている4人の子供家族などなど約100人が参加し、盛大に行われた。6時に始まったパーティは翌朝の2時まで続いたが私は11時で退散した。

Invited by my friend's 80th birthday party
I was invited to an 80th birthday party of my friend who took care of in my previous work and I went there.
This year I came already to Germany and Europe in June, so it was a little bit tough, but as I was told by her that she would be delighted to come, I decided to participate if she will be pleased. .
I participated in the party with Japanese clothes (photo), so she was surprised a bit, but she appreciated me and thanked me for coming in especially with kimono. I was the first time to wear kimono in a foreign country, but it seemed quite good, I was taken pictures together with many participants.
About 100 people participated in this party and it was held grandly.
The party started at 6 o'clock and continued until 2 o'clock in the next morning, but I went away at 11 o'clock.

ヨーロッパ休暇 3.ドイツ 6月16日〜18日 European vacation 

sasaki-aiki2018-06-28

ミラノからミュンヘンに来る。いつも世話になるティナが迎えに来ていてくれた。今回は女房の弟夫婦をミュンヘンと近郊を案内することになっていて、双方の到着時間がほぼ同じだったので、空港で待ち合わせした。ティナの車でティナの家に行き、荷物を降ろしてから、近所の英国庭園のビアガルテン(写真)に行き、ビールとバイエルンの郷土料理を楽しんだ。夜の11時ぐらいまで外は明るいので、夕方を大いに楽しめるのである。もし日本の夏も11時まで明るければ、超時間会社の中で働かないのではないかと思った。
翌日は、ミュンヘン市内を案内した。まず、市庁舎を見て、隣にあるSchneiderweissというバイエルン風レストランで、白ソーセージを白(小麦)ビールを味わう。その後は買い物をしたり、食料品市場を見たり、世界的に有名なビアホール「ホーフブロイハウス」でまたビールを飲み(写真)、ダルマイヤーという高級カフェーで、ティナも加わって、シャンペンとお菓子とコーヒーでお茶にした。帰りにはこの店印のチョコレートをお土産に買った。夕食は、ティナが白いアスパラガスをゆでてくれた。
翌日は二人の希望でノイシュバインシュタイン城に行く。アルゴイ地方の喉かな景色を見ながらノイシュバインシュタイン城行くと、観光客でいっぱい。ノイシュバインシュタイン城に入るには、整理券が必要なので窓口に行ってみると長蛇の列でいつになるかわからないので、諦めて城の入り口まで行くことにする。バスで5,6分で下車、後は徒歩で城の入り口までいく。城は外からだがよく見え、満足したようだ。
帰途はバイエルン風のレストランで、私の好物のシュバインシュニッツェル(蒸した豚と団子)とビールで昼食をとった。給仕さんたちは、バイエルンの民族衣装を着ていて、バイエルンの雰囲気が出て気持ちがよかった。
翌日は、私は羽田に、義弟たちは汽車でウィーンに旅立った。

European vacation  3. Germany  (June 16 – 18)
I came from Milan to Munich. Tina who always takes care of me was picked up. This time my wife's brother and her wife came also to Munich and I will guide them Munich and its surroundings, and we met at the airport. We went to Tina 's house with Tina' s car and dropped luggages and went to Biagarten in British gardens nearby, enjoying beer and Bavarian regional cuisine.
Next day, I showed them in Munich city. First, I showed the city hall and we tasted the white sausage with white (wheat) beer at the Bavarian restaurant Schneiderweiss. And I brought them to the world famous beer hall “ Hochbraeuhaus”. (Photo) For dinner, Tina boiled white asparagus.
The next day we went to Neuschwanstein castle with hope of them. On the way back we had a Bavarian-style restaurant and had lunch with my favorite Chevy Schnitzel (steamed pig and dumplings) and beer. The waitresses were wearing Bavarian traditional costumes and the atmosphere of Bayern came out and it felt good.
The next day, I left for Haneda, my brother left for Vienna by train.

ヨーロッパ休暇 2.イタリア 6月13日〜15日 European vacatio

sasaki-aiki2018-06-27

トゥルーズ空港からミラノ空港に移動だが、飛行機が遅れてしまい、空港まで迎えに来ている友人に携帯で連絡する。普段、携帯などほとんど使わないが大変役立った。イタリアの友人は私の前の仕事(ドイツ産業見本市日本代表)の同僚(ドイツ産業見本市イタリア代表)で、25年間一緒に仕事をしていた。
彼の家はホテルを経営していて、そのホテルに泊めて貰った。ホテルは五角形をした5階建てで、レーシングカー会場の近くにあることから、F1レーサーが泊まるという。泊まった世界的に有名なレーサーの写真100枚ほどが玄関ホールに飾ってあった。ミハエル・シューマッハの写真もあった。
友人はクラシックカーに凝っていて、6,7台のクラシックカーを持っており、そのクラシックカーで自宅、レーシングカー会場、レストラン等‥へ行ったが、行き慣れているのか凄いスピードで前の車を追い越すのを楽しんでいた。しかし驚いたことには、安全ベルトがないのである。違法ではないのか心配したが、クラシックカーだから、無くてもいいのだろうと納得していた。
友人の親友ピノと三人で、ミラノの中心にある大聖堂を中心に由緒ある建築物を見て歩いた。ピノは絵描きであるので、建造物やミケランジェロなどの芸術家に詳しく、建物や彫刻の歴史や背景などを詳しく説明してくれた。
夕食はピノお勧めの古風なレストランで、三人で楽しんだ。(写真)
ミラノは暑い日が続いたので、ホテルのプールで泳ぎ、大分日焼けした。
いい休暇になった。
European vacation 2. Italy (June 13 - 15th)I moved from Toulouse Airport to Milan Airport, but the airplane was delayed. My friend in Italy was a colleague of the previous work (German Industry Fair Japan representative) and I worked together for 25 years. His house runs a hotel and I stayed at the hotel. Because it is near a racing car site, it says F1 racer will stay. My friend is stuck in classic cars and has six or seven classic cars in the garage.
Together with the friend's best friend Pino we walked with sightseeing historic buildings, centered on the cathedral in the center of Milan, and we had dinner with three people at Pino’s recommended old-fashioned restaurant. (Photo)

ヨーロッパ休暇 1.フランス 6月10 日〜12日European vacati

トゥールーズ合気道講習会の後は恒例の休暇ということになる。
講習会を終えて、稽古人達と道場で、シャンパンで乾杯して、稽古人が自分でつくってきたもので食事をした。
午後3時頃、招待してくれた道場長である友達の車で、奥さんと三人でコリウールに向かう。コリウールはトゥルーズから4時間ほどの距離で、地中海の面し、スペインにも近い町である。一昨年も泊まったホテルで二泊三日する。ホテルはこの港町から来るまで2,3分の丘の上にあり、海が眺望できる。また、ホテルにはプールがあるので、毎朝、泳いだ。まだ、ちょっと涼しかったせいで、朝泳いでいるのは我々だけだった。
コリウールはアンチョビで有名ということで、沢山食べた。これまでは細切れになったアンチョビしか食べていなかったが、姿づけのアンチョビである。オリーブ油と酢で味付けされていて、それほどしょっぱくなく沢山食べる事ができた。アンチョビにはBANYULSという赤ワインが合うというので、BANYULSを沢山飲んだ。
二日目は、車で近郊の港町を回り、浜辺で泳いだ。まだ本格的な夏休みに入っていないので、観光客は多くなく、レストランや喫茶店の前にあるパラソルの席は、ぱらぱらの人しかいなかった。でも、もうすぐ休暇の客や観光客でにぎわう気配が十分あった。
コリウールからトゥルーズへの帰途、牡蠣が美味しい漁村によって、生ガキを沢山たべた。フランスの休暇もこれでお終い。翌日はイタリアである。(続)
European vacation  1. France ( June 10 – 12)
After Toulouse Aikido training course, we go to the sea by car
It is a seaside town in the Mediterranean, about 4 hours by car from Toulouse called Collioure, anchovy is a famous town. We ate a lot of anchovies with the red wine Banyuls that fits anchovies. On the way home to Toulouse,we ate a lot of raw oysters after a long absence, due to the port city where the raw oysters are delicious.