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去る４月２６日、ドイツ・ハノーバー市にあるドイツ産業見本市社(Deutsche Messe AG)で私達の送別会がありました。世界最大の展示会場を有するこの見本市会社には、日本代表として２５年間勤めましたが、６５才を機に代表職の第一線から退くことにしたのです。ドイツ産業見本市社は、世界６０カ国に代表部を有するグローバル企業ですが、送別会は私の他にフランス、イタリア、フィンランドの代表も参加しての合同送別会となりました。４人の送別会には、社長、副社長、前社長夫妻、前副社長をはじめ会社の幹部、ジャーナリスト、同僚の各国代表、私も懇意にしているハノーバー市長（写真中央）など約１５０名が参加してくれました。
２５年はあっという間に過ぎてしまったように思えますが、世界中の仲間と共に働いたことは大いに勉強になりました。欧米人の仕事の仕方、生き方、考え方、接し方もよく分かりましたし、日本のすばらしさや、合気道のすばらしさと使命感もますます強く感じた次第です。今後は仕事での第一線を退き、アドバイザーとして後進をサポートしていきますが、これまで以上に合気道の精進と研究に努めたいと思います。