佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

新規日帰り温泉 Die Heisswasserquelle

sasaki-aiki2013-03-20

2013/03/29

暖かくなってきたので、日帰りで温泉に行くことにした。しかし、今回はこれまで行っていた箱根湯本ではなく、新規に探すことにした。
前日、インターネットでいろいろ見ているうちに、奥多摩温泉「もえぎ湯」を見つけた。交通の便、山の中という環境、源泉、料金等などが決定要因である。
朝10時ごろ家を出て、中野から立川まで中央線で行き、そこから青梅線で青梅へ、そして終点の奥多摩まで2時間弱であった。
奥多摩駅からは徒歩でぶらぶらと「もえぎ湯」に向かったが、要所々々に「もえぎ湯」への道しるべがあり、迷うことなく行きつけた。日本では道しるべが分りにくく、途中でなくなったり、わかりにくいことが多いが、「もえぎ湯」の道しるべは例外的によくできていた。天気もよく、川(多摩川の上流)に沿った道は見晴らしもよく、道で会う人達は「こんにちは」とあいさつし合う、快適であった。約15分ほどで着く。

入湯料金750円を払って、ロッカールームに荷物や衣類を入れて、湯に入った。内湯と、外には露天風呂がある。露天風呂はそれほど広くはないが、川にかかる橋も見えて、眺めがいい。内部での写真撮影は禁止で残念であるが、後から露天風呂から見えた橋から「もえぎ湯」を撮った。(写真)女湯の方は知らないが、男湯には10名ほどの客がいた。

見晴らしがいいのもよいが、さらにすばらしいのは泉質である。なんでもここの温泉は、日本列島最古の地層といわれる古成層から湧き出ている温泉とのことで、肌がつるつるになるのである。かさついていた顔も、つるつるピカピカになった。源泉100%で無色透明、匂いもない。
あまり気持ちがいいので、上がりの湯で洗い流すことなく、温泉の湯のまま出て、夜も風呂に入らなかったので、つるつるピカピカは翌日まで続いていた。自然の力とは大したものだと改めて知らされる。

2階に休憩所があったので、川魚の塩焼きを肴に生ビールを飲み、大ざるで遅い昼食をとった。蕎麦はとてもおいしく、温泉地の休憩所とは思えない味、硬さ、照り、色で、久々においしいそばを味わった。

帰途は、橋を渡って川(多摩川)の反対側を歩くことにした。橋を渡ったところにキャンプ場があったが、シーズンオフで二組のグループがピクニックを楽しんでいただけだった。7km上流には小河内ダムがあって、放水がある場合はキャンプ場にサイレンで知らせるので、すぐ避難するようにという警告板があった。その後、奥氷川神社にお参りし、一本の根から3本の幹に分れて繁っている、東京で一番高い、不思議で雄大な3本杉を鑑賞して、奥多摩駅に到着した。時間は、行きの倍以上かかった。ビールの心地よい酔いでウトウトしながら、数回の乗り換えも無事クリアし、約2時間で帰宅した。
今回の新規の日帰り温泉には大満足であった。近いうちにまた行くことになるだろう。

Die Heisswasserquelle
Im Ausserhalb von Tokyo gibt es die Quellenbad vom heissem Wasser. Dort habe ich zum ersten Mal allein besucht. In tiefen Berggebiet gab es der kleinen Dorf, und die Landschaft war wunderbar. Das Badehaus hat die inneren und ausseren Bad, und ich genosse mir das im Freien. Danach konnte man das Essen im Haus, wie gebackenen Bachfisch, Nudeln und das Fassbier. Es war ein richtigen Feiertag!