佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

sasaki-aiki2006-07-10

合気道仲間の義父、川久保武敏氏が銀座で開いた個展を見せてもらった。川久保氏は70歳から、それまでやりたかった油絵を描きはじめ、今年10年目になるのを機に個展を開いたものである。約70点ほどの作品は、写実を主体とした風景画や人物、デザイン化された花、幻想的なイメージなどの絵を、鮮やかな色を配列して描き、髪や猫の毛の一本々々までが細かく描写されていたのが印象的だった。氏は体が続くかぎり絵を書き続けていくと語っていたが、これからどんな絵を描かれていくのか楽しみである。
70歳の手習いであるが、このような年齢からでもまだまだ新しいことに挑戦できるし、立派な仕事もできると確信したことであった。