平山先生ご夫妻 Professor Hirayama und seine Frau

２０数年ぶりで平山先生ご夫妻（写真　左側）にお会いして、食事をした。名目は愚妻の「グリム童話集」上下巻が岩波少年文庫から出版されたので、その出版祝である。

平山先生は、現在は退職されたが、論文を書くなどまだまだご活躍されている。ご専門は天文学、特に太陽とのことで、１１年周期で来る太陽の黒点について研究されている。名詞には、東京大学名誉教授、国立天文台名誉教授とある偉い先生だ。先生ご一家とは３０数年前、我々夫婦がドイツのミュンヘン滞在中にお会いした。先生が１年間ドイツに天文学の研究に来られたときである。日本ではお近づきになれないような人ともお会いできるのは、外国生活のいい点かもしれない。帰国後、２度ばかり先生のお宅にもお邪魔した。

折角の機会なので、日頃考えている「宇宙は無限ということがわからない」と話したら、いろいろ説明してくれた上で、天文学界では宇宙の始まりに大きな関心があり、この研究者が最も多いとのことで、素粒子（極小）とトータル宇宙（極大）の両方の研究が必要とのことであった。いろいろな理論があるようだが、まだみんな納得できるものはないようである。

Professor Hirayama und seine Frau
Wir haben sie vor 35 Jahren in Muenchen kennengelernt, als er die Forschung der Astronomie dort tielgenommen hatte. Sie feierten mit uns die Herausgabe der Grimm Maerchen in einem Restaurant.