ドイツ映画を見る Duetscher Film

2009.7.9
ドイツ映画を見る

今日は会社に行かなくてもいい木曜日。論文原稿も書き上げたので午後から時間ができた。
久しく映画を見ていないので面白い映画があればみようかなと思い、インターネットで調べる。めずらしくドイツ映画が上映されているのを見つけたので、早速見に行く。
映画はベストセラー小説「朗読者」を映画化したもので、タイトルは「愛を読むひと」。
１９５８年のドイツのノイシュタットの街から話ははじまる。戦争の傷跡が残っていて、皆がまだ貧しかった情景がリアルに描かれていた。ドイツの恥部であるアウシュビッツ収容所や死の行軍などのテーマも取り上げ、見ごたえのある映画であった。ただ残念なことは、ドイツで作成された映画ではなかったので、英語で話され、字幕は日本語だったことだった。久しぶりにドイツ語で映画を見られると思ったのだが。
しかし、よい映画であった。途中よく理解できないシーンがあったが、一つの秘密が明らかになったことで、すべてが解決してしまう。憎い作り方である。ヌードもあるが、美しく自然に撮ってあった。
ドイツはかつてよい映画を沢山つくっていたが、最近はあまり話題にのぼるような作品はつくられていないようである。またよい映画をつくって欲しいと思う。
　　
Duetscher Film
Da ich heute Zeit hatte, besuchte Kino und schaute im Deutschland gespielten Film “Der Lesende” an. Es war die Nachkriegszeit, und wurde sehr wahrheitsgemaess gedreht. Die Geschichte ist Bestseller in der Welt, und nach dem Ende wurde man sehr geruehrt.