佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

セーヌ川船旅のはじまり Die Reise am Seine beginnt

sasaki-aiki2010-10-10

2010/10/1

ホテルからタクシーに分乗して、セーヌ川の船着き場行く。船へのタラップは掛けてあったので、各自トランクやバッグを持って乗船する。少し早かったと見えてカウンターの中の女性パーサーはまだ制服に着替えていなかったが、快く迎えてくれた。チェックインまで時間があるので、バーラウンジで待つようにと言われた。

この船旅は4泊5日の旅で、朝昼夜の3食がつく。部屋は基本的には二人部屋だが、割増料金を払って一人用にした。料金はオプションを含めて約800ユーロ(約100,000円)である。予約は一年前、料金は昨年の12月に全額の30%、残りを5月の2回に分けて支払い済みである。

船は予想以上に大きかった。全長約130m、巾10m(いずれも目測)、収容客数は130名である。この船で、パリからセーヌ川河口のホンフルー市までの355kmを三日かけて下り、四日目でパリに戻り、パリで一泊停泊して翌日、朝食後にチェックアウトというスケジュールである。なお、パリと河口(海)の落差が26mあるので、6つの堰(Locks)に船を入れて滑らかに運航する。

チェックイン開始の知らせが入り、女性クルーが荷物をキャビンまで運んでくれた。部屋番号は覚えやすい300号室。部屋は4畳半ほどで広い。洗面台が一緒になったシャワー室がついている。洋服や下着をしまうスペースも十分あり、金庫(セイフティボックス)も備えてあって、ホテルのようだ。右側全体が窓になっており、景色がよく見える。

荷物を整理してバーラウンジに行くと、仲間も集まっていた。総勢15名で、非常に国際的なグループである。フランス、ドイツ、デンマークオーストリア、ノールウェー、ブルガリア、トルコ、日本である。
出航は8時30分である。そのちょっと前に船長によるウェルカムドリンクと船で働く船長をはじめ、機関士、コック長、乗務員などの乗員全員の紹介があった。(写真)
その後、船先側のバーラウンジと反対の船尾にある100人以上収容できるレストランで夕食をとる。赤と白のワインに、前菜、本菜、デザートとコーヒーと、フランス料理のフルコースである。これからの食事が楽しみになる。
船は暗くなったセーヌ川を静かに進んで行った。ライトアップされた橋やエッフェル塔が美しい。
食事の後、また、みんなでアルコールをたしみながら、セーヌ川からの夜景を夜遅くまで楽しんだ。

Die Reise am Seine beginnt
Um halb Fuenf sind wir an Board des Schiffes angekommen. Das schiff war ziemlich gross mit etwa 130m Laenge. Nach dem Check In haben wir zu 15te zusammen an der Bar Apperitiv genossen. Das Sclafzimmer war zwar nicht sehr geraeumig, aber mit Bett, Duschraum und Kleiderschrank vollkommen wie im Hotel. Im grossen Restaurant am hintersten des Schiffes wurde full course von franzoesichen Kueche mit weissen und roten Wein serviert.
Von allen Fenster des Schiffes konnte man die wunderbaren Nachtsicht von der Stadt Paris anblicken.