佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

仙?展 (せんがい) Die Priest Sengai-Ausstellung

sasaki-aiki2010-10-21

2010/10/19
仙?展(せんがいてん)を見に行く。会場は皇居前にある出光美術館。仙?(1750−1837)はユーモアのある禅画を沢山描いて残しているので、以前から非常に興味を持っている。日本最初の禅寺である聖福寺の第123世及び125世住職であり、禅の核心にいざなう手段としての絵画を、誰にもわかりやすく、しかもユーモアを交えて描いた。今年は仙?生誕260年にあたるということで、仙?の作品や遺留品など100点以上が展示された。以前も仙?展は何度か見たことがあるが、これほどの点数をまとまって観たのは初めてである。
今回の仙?展の副題(テーマ)は、「禅とユーモア」ということで、解説書によると「喜劇の笑い」「笑いを誘う笑い」「笑いの共有」という三つのユーモアに分類されたとのことである。真面目で厳粛でなければならないものを戯画化したり、見ていると一人でくすくす笑ってしまうものや、観ている人が描かれているなかの当人になって、みんなで顔を見合わせて笑ってしまうような絵もある。勿論、有名な「△○□」の絵もあった。今回、最も自分の今の気持ちに合った作品は、「明(あく)る日は暮(くる)るものとも 志ら露を 命に咲(さく)か あさ顔の花」(写真)であった。いいものを見せてもらった。仙?さんに感謝々々。

Die Priest Sengai-Ausstellung
Sengai war ein Zenpriest in Edo-Zeit. Er lies viele Schriften von seinen Worten und lustigen Tuschen-Malerei hinter. Er hat den richtigen Sinn fuer Humor aus Zen Konzept, und lehrt den Leuten, dass das Laben eben kurz ist, und deshalb man das Leben geniessen muss.