佐々木合気道研究所 所長筆記

佐々木合気道研究所は合気道の研究成果の発表と著書の紹介を行っている個人の団体です(https://sasaki-aiki.com)。

合気神社例大祭

sasaki-aiki2016-04-30

2016.4.29
恒例の合気神社例大祭に行ってきた。混雑を避けるために、いつものように皆が乗る電車の一つ前の電車で行った。大祭は初めてだというTさんと上野で待ち合わせてその電車に乗った。Tさんと岩間駅前の開祖の銅像や合気神社までに置かれてある開祖の御姿と歌が書いてある碑石を鑑賞しながら合気神社に向かった。
大祭は時間通り11時から始まり、1時間余りで厳粛かつ盛大の内に終了した。
この後は、直会になった。つつじが咲き乱れている道場の広い庭で、遅れてきたOさんと三人で、食事をし、開祖と二代目吉祥丸道士を偲び、そして合気道の今昔を話し合った。私が学生のとき、この岩間の道場で、稽古仲間の男女7〜8人と二泊三日の合気道の合宿をしたとき、東京におられた開祖が、わざわざ岩間に戻られて、われわれをご指導くださったことは、最高の思い出である。
また、この時、開祖と愛宕山に登ったのもいい思い出である。(開祖はタクシーをつかわれた)
Tさんが初めてということで、三人で愛宕山に登った。勿論、最後の心臓破りの階段も登りきった。
しかし、帰りは登ったところとは大分離れたところに下りたので、岩間駅までは相当歩くことになった。後で分かったが、17kmほど歩いたとのことだった。でも、多くの水田に水が張られ、そこでは蛙の大合唱が聞かれ、8月の出荷に合わせるための菊づくりが行われ、名産の柿の剪定などが行われており、季節を感じることができたし、都会にはないものが満喫できた。